黒蜘蛛島

2004年9月7日 読書
ISBN:433407541X 新書 田中 芳樹 光文社 2003/11/01 ¥820

カナダ・バンクーバーで日本人男女の変死体が発見された。
とある理由で捜査をかってでたのが、完璧な美を誇る薬師寺涼子警視(27)。
忠実な部下・泉田準一郎警部補(33)とともにバンクーバーに乗り込み、縦横無尽の大捜査!?

ハリウッドの帝王・グレゴリー・キャノン二世から、彼の所有する黒蜘蛛島に招待された涼子達が知った、恐ろしい秘密とは・・・?

常勝不敗を誇る魔女王・薬師寺涼子が下僕(?)を従え、妖しの島で問答無用の大活躍!!

益々勢いに乗る涼子さん。
圧倒的な美・知識を誇り、武道も嗜むまさに万能女性。
絶対に負けるケンカはしない。

面白かったのは、総領事にしかけた罠。
ソファーに座る泉田さんの膝の上に座る涼子さん。
保守的で女性に偏見を持った人物は「(年下の)女性が上司で(年上の)男性が部下」という関係など想像も出来ず・・・
『上司にセクハラを受けている美人部下』の出来あがり(笑)
この後、捜査に非協力的な総領事に涼子さんの鉄槌が・・・ご愁傷様です。

涼子&泉田コンビ、益々絶好調のようです。

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