エンジェル・エンジェル・エンジェル
2004年3月28日 読書
ISBN:4101253358 文庫 梨木 香歩 新潮社 ¥362
コウコは、寝たきりに近いおばあちゃんの深夜のトイレのお世話を引き受ける事で、熱帯魚を買う事を許された。
それからというもの、水槽のある部屋で、おばあちゃんはまるで少女の頃に戻ったように不思議な声でコウコと話しをするようになった。
ある日、水槽の中で惨い光景が繰り広げられているのを見てしまった2人。
そしてこれが、おばあちゃんの少女時代の切ない記憶を呼び起こすきっかけになったのか・・・。
これは、なんだかほろ苦いお話ですが、胸にじんときます。
梨木さんの書く小説は、いつも不思議な空間があって、あの世とこの世の境があやふやになっているような気がしたり、時間を超えて、いろんな思いが交差している、本当に不思議なお話です。
誰でも心に引っかかるような小さな出来事が、まるで奇跡のように意味をもつ、そんなお話です。
コウコは、寝たきりに近いおばあちゃんの深夜のトイレのお世話を引き受ける事で、熱帯魚を買う事を許された。
それからというもの、水槽のある部屋で、おばあちゃんはまるで少女の頃に戻ったように不思議な声でコウコと話しをするようになった。
ある日、水槽の中で惨い光景が繰り広げられているのを見てしまった2人。
そしてこれが、おばあちゃんの少女時代の切ない記憶を呼び起こすきっかけになったのか・・・。
これは、なんだかほろ苦いお話ですが、胸にじんときます。
梨木さんの書く小説は、いつも不思議な空間があって、あの世とこの世の境があやふやになっているような気がしたり、時間を超えて、いろんな思いが交差している、本当に不思議なお話です。
誰でも心に引っかかるような小さな出来事が、まるで奇跡のように意味をもつ、そんなお話です。
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